偽アルドステロン症について!

アルドステロン症とは、血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増加していないにも関わらず、高血圧・むくみ・カリウム喪失などを引き起こす病態をいいます。

脱力感・血圧上昇に次いで、筋肉痛・手足の痺れ・こむら返り・頭痛・顔や手足のむくみ・のどの渇き・食欲の低下・動悸嘔気・嘔吐などが主に見られます。

甘草やその主成分であるグリチルリチンを含む漢方薬・かぜ薬・胃腸薬・肝臓の病気の医薬品によって、引き起こされる場合があります。

市販の医薬品でもみられることがあるので、上記のような症状が見られた場合には医師・薬剤師に連絡してください。

※アルドステロンは副腎から分泌され、体内にナトリウムと水を貯留し、カリウムを排泄して血圧を上昇させるホルモンです。このホルモンが過剰に分泌されることで高血圧・むくみ・カリウム喪失を引き起こす病気を、「アルドステロン症」と呼んでいます。

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