胆石症について!

胆嚢炎とは、肝臓と膵臓の間にある胆嚢と呼ばれる臓器に炎症が起こる病気です。

胆嚢炎には「急性胆嚢炎」と「慢性胆嚢炎」があり、どちらの症状も右上腹部の発作的な痛みを特徴とします。

胆石は胆汁のコレステロール濃度が高くなることで生じ、胆汁の流れが滞り、細菌感染から胆嚢炎を発症することがあります。

急性胆嚢炎は慢性胆嚢炎よりも痛みが強いことがあり、発熱がみられることもあります。

 

急性胆嚢炎の多くは胆石(胆汁の一部が結石化したもの)によって胆汁の流れが滞ることによって発生します。

急性胆嚢炎が続くと、慢性胆嚢炎となり痛みの発作を繰り返すことがあります。

急性胆嚢炎は鈍痛や右上腹部の不快感から始まり、炎症が進むと痛みが激しくなることがあります。

発熱・吐き気・嘔吐などの症状がみられることもあります。

 

胆嚢炎は胆石がある場合に起きやすくなり、40歳以上の中高年や女性に多いことが知られています。

無石胆嚢炎は胆石がないのにもかかわらず、重症化のリスクが高いといわれています。

大きな手術・外傷・火傷・長期間の点滴栄養など、また寝たきり患者や集中治療中の患者に起こりやすいことが知られています。

無石胆嚢炎では突然耐え難いほどの激痛を生じることがあり、腹部の腫れや圧痛・原因不明の発熱がみられることもあります。

 

慢性胆嚢炎は急性胆嚢炎に引き続いて起こることがあり、炎症により胆嚢の肥厚化で引き起こされると考えられています。

痛みの発作を繰り返しますがあまり発熱はみられず、痛みも一般的に急性胆嚢炎よりも穏やかです。

 

胆嚢炎の治療には初期治療・胆道ドレナージ・胆嚢摘出術があります。

特に急性胆嚢炎の場合は早い段階で胆嚢摘出術を行いますが、症状が落ち着いてから行うこともあります。

 

初期治療は、まず食事を止めて、水分と電解質を点滴で補いながら炎症を抑える処置を行います。

胆嚢炎の炎症の多くは細菌感染によるものであるため、抗菌薬を投与し、痛みがある場合は鎮痛剤の投与を行います。

 

胆嚢摘出術は、胆嚢を取り出す手術です。

器具を用いてお腹に小さな穴をあける腹腔鏡下手術と、お腹を開いて行う開腹手術があります。

ただし無石胆嚢炎では、胆道ドレナージを行えば再発の頻度は低いといわれているため、胆嚢摘出術を行わないこともあります。

 

胆道ドレナージは、胆管に細いチューブを通し、たまった胆汁を体外に排出する治療です。

鼻からチューブを入れる方法と、皮膚の上から針を刺し、肝臓を通してチューブを入れる方法があります。

 

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