一般的に保湿剤には、尿素配合量が10%のものと20%のものがあります。
10%尿素配合の場合、皮膚の角質層の水分を保持する作用があるため、皮膚にうるおいを与えてくれます。
20%尿素配合の場合、上記の効果に加えて硬くなった皮膚をやわらかくし、うるおいを素早く浸透させてくれます。
また皮膚に弾力を増やす効果もあります。そのため、指先・かかと・ひざなどガサガサした部分への使用が効果的です。
ただし尿素には刺激性があるため、炎症や亀裂を伴う症状への使用は一過性の刺激症状を生じることがあります。
たとえば発疹・発赤・腫脹・かゆみ・かぶれ・刺激感や、皮膚がかさぶたのように剥がれる場合には使用を中止してください。