春季カタルは乳幼児に多くみられる重度のアレルギー性結膜炎で、特に小学生男子に多く、激しい目のかゆみや目ヤニが多く出ます。
一年中発症しますが、春など季節の変わり目に悪化することがあるため、このような名前が付けられたと言われています。
思春期になると自然に治る場合もありますが、大人になっても症状が続くことがあります。
治療方法としては、抗アレルギー点眼薬や炎症をおさえる作用の強いステロイド点眼薬、さらにステロイドの結膜下注射や内服薬などを使う場合もあります。
①花粉症の季節には、外出時にゴーグルやマスクをつけましょう。
②衣類に花粉が付着するのを防ぐため、なるべく外側がツルツルしたものを着用しましょう。
③帰宅時には衣服や髪をよく払ってから家に入り、洗顔・人工涙液での洗眼・うがい・鼻をかみましょう。
④できれば、花粉の飛散が多い日の外出は控えましょう。